なんなんだ!?
この殺人的な寒さは!?
miyamaがT市に来てから4年て
1番寒い冬のような気がします
・・・・・いや 気のせいではない!!
北から吹く風が 丁度研究棟の前で合流し
トップスピードへ
風の中に
殺意を感じるのは miyamaだけではないはずっ
そのくせ研究室の中は
常夏(大型検査機器が集まっているから)
最近 席に着くたびに
腰の痛さを感じます ハラハラ
(ここからはmiyama主観のコメントです
もし 気を悪くされたら ごめんなさいです)
さて
韓国のヒトES細胞研究ねつ造疑惑 一般メディアでも広く取り上げられるようになりましたね
近年 実験技術の特殊化によって 発表された論文の信憑性は 追試ではなく論文内容の論理がいかに通っているか? に頼る傾向にあります
それ以上に 重要なのが ビックネームのお墨付き・・・・ やれやれ
この先生の息がかかっている論文は 通りやすい なんて 当たり前
今回の韓国の場合も 後ろには某米国の ビックネームの影があったりするわけです
(しかも この先生 疑惑が発覚すると同時に すっぱり手を切ってしまうあたり 伊達にビックではない・・ 汗)
まあ それはともかくとして
今回 miyamaが 引っかかっているのは2点
一点目は 捏造疑惑の頻度が多い(特にここ数年)
日本だって例外ではなく 有数の研究室で捏造論文が発覚し natureやscienceから撤回したのは 記憶に新しいところ
しかも これら捏造疑惑の発端は 内部告発って言うんだから 世の中終わってます
ウチのラボ内ではよく「脳内論文」って言うのですが データもなく理論だけで論文書いてしまい それが教授の名の下で 有名ジャーナルに載れてしまうこの現実が 恐ろしいです
(よっぽど上手くかけていたんでしょうね・・・英語すら満足にかけないmiyamaには羨ましい限りです)
2点目は メディアの情報のいい加減さです
一般のヒトにわかりやすく説明する為に 簡便化して伝えようとするのは分かるのですが 「間違った知識」はいけないですよ 涙
例えば
「韓国のES細胞は 世界で初めて成功したES細胞である」
これは 言葉足らずの間違いでは?
正確には
「韓国のヒト・クローンES細胞を 高頻度で作り出す技術は 世界で最も優れている」(結局ウソでしたが)
ヒトES細胞の作製自体は以前から行われていたし この韓国の研究で1番注目されるべき点は 「高確率でES細胞株を樹立できる」ってことなんですがね~
だから どうして実験に使用した卵子数が重要なのか(倫理面もふくめ) ちゃんと理解できないわけです 涙
どうでもいいことなのかもしれませんが 気になってしまいます
あげればキリが無いですね(再生医療のこととか 時代錯誤としか思えないですよN●Kさん!!)
これからの時代 メディア側にも 専門知識を持っていて正確に伝えられる環境を作る必要があると思いました
(博士卒がドンドン増加しているこの世の中だからこそ!)
あと
研究者たるもの 生命の真理にたいして 常に謙虚かつ真摯でありたいと思います
頑張れ! 若手研究者・学生諸君☆